犠牲者に祈り、復興願う

東日本大震災7年

©一般社団法人共同通信社

岩手県宮古市田老の防潮堤の上で、東日本大震災の発生時刻に黙とうする住民ら=11日午後2時46分

 2万人を超す犠牲者が出た東日本大震災は11日、発生から7年を迎えた。今なお約7万3千人が避難生活を送り、被災地では亡くなった人々に祈りをささげた。発生時刻の午後2時46分に合わせて東京で政府主催追悼式が催され、仮設住宅や沿岸でも復興を願うイベントや追悼式が行われる。

 津波で当時の町長ら40人が犠牲になった岩手県大槌町の旧役場庁舎前では、平野公三町長が職員約30人と黙とうし「職員への防災教育を徹底し、安全安心な町づくりを実現する」と誓った。

 警察庁によると9日現在、震災の死者は1万5895人、行方不明者は2539人。

津波で大きな被害を受けた福島県いわき市平薄磯地区で、震災犠牲者を悼み祈る男性。通勤途中に必ず立ち寄ることにしているという=11日午前6時8分