宮市の元同僚、首位との決戦を欠場へ…その理由は「命を救う血液提供」

かつて本田圭佑や吉田麻也がプレーしたVVVフェンロ。

今季1部に再昇格した同チームは現在12位につけている。ここ6試合勝ちがないなか、今週末には首位PSVをホームで迎え撃つ。

そんななか、VVVは得点源となっているドイツ人FWレナート・ティーが欠場する見込みだと発表した。一体なぜ…?

ティーは1992年生まれの26歳。ザンクトパウリ時代には宮市亮とも同僚だった選手で、現在はブレーメンからのローンとしてVVVでプレーしている。

そんな彼は7年前に白血病患者を助けるためのDNA(ドナー)登録をしていたという。

それから7年が経った先週、彼のDNAと完全に適合する患者が見つかり、ティーは自らの血液を提供することを決意。

DNAがフルマッチする確率は非常に低いため、VVVはティーの申し出を快諾した。そのために彼は今週の練習と試合を欠場することになったのだ。

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