造船大手のジャパン・マリンユナイテッド(JMU)は、2017年(暦年ベース)の竣工量が36隻だったと発表した。
前年の35隻から1隻の増加となったが、船種別ではバルカーが10隻と前年から12隻減り、コンテナ船は4隻、自動車運搬船は2隻で共に前年と同じだった。増えたのは油送船で、前年から倍増となる6隻に。オフショア支援船のAHTSVも2隻へ増えた。前年の竣工がなかったフェリーが2隻、護衛艦や掃海艦が各1隻など、艦船を含め多様な船種で実績を広げている。
グロストン換算では209万3千GTで、前年比17・3%減だった。
事業所別では、隻数では呉が最も多い8隻。GTでは有明が最多で102万5千GTだった。詳細は別表の通り。