米国、外交の司令塔が当面不在に

後任長官の就任は4月以降

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解任決定を受け、声明を出すティラーソン米国務長官=13日、米ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】ティラーソン米国務長官は13日、トランプ大統領による解任決定を受けて記者会見を開き「円滑な業務移行が最も重要だ」と述べ、外交への影響を最小限に抑える考えを示した。今月31日に正式に離任する。後任に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官の就任には上院の承認が必要。公聴会は4月に開かれる見込みだが、承認が遅れる可能性もあり、米朝首脳会談など重要案件を前に外交の司令塔が当面不在となる。

 ホワイトハウスは13日、ゴールドスティーン国務次官(広報担当)も解任。国務省では要職の辞任や辞任表明が続いており、外交空洞化に拍車が掛かっている。