レンジャーズ&ブレーブスがセーブ王・ホランドの獲得に興味か

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市場に残ったままの大物フリーエージェント選手の一人であるグレッグ・ホランドの獲得に、レンジャーズとブレーブスが興味を示しているようだ。しかし、両チームとも本格的な動きを見せているわけではなく、ホランドは2週間後に迫ったレギュラーシーズン開幕を無所属のまま迎える可能性が高くなっている。

MLB.comのマーク・フェインサンドは、ホランドが最終的に契約を結ぶ球団としてレンジャーズの名前を挙げている。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは先週、レンジャーズがホランド獲得を検討していることを報じており、ホランドを獲得することによってクローザー経験の少ない各リリーバーを本来の役割に専念させることができる、というのがフェインサンドの主張である。ところが、ジョン・ダニエルズGMは今後大きな補強が行われる可能性を否定しており、「今季のクローザーはチームのなかにいる」と明言。昨季終盤にクローザーを務めたアレックス・クラウディオのほか、ジェイク・ディークマン、キーオニー・ケラ、そして新加入のティム・リンスカムらのなかから、今季のクローザーが指名されることになりそうだ。

一方、ブレーブスについてはヘイマンが少なくともホランドの動向をチェックし続けていることを報じている。しかし、ブレーブスはまだ再建途上であり、大物クローザーを獲得して勝負に出るような段階には達していない。わざわざマット・ケンプを放出してドジャースから4選手を獲得してまで今季終了後の補強に向けての準備を整えたにも関わらず、このタイミングでホランドに大金を投じることは考えにくいというのが実情だ。ホランドはロッキーズとの年俸1500万ドルのオプションを破棄し、年俸1740万ドルのクオリファイング・オファーも拒否しており、希望条件は極めて高いと見られている。ブレーブスにとっては、ホランドに大金を投じるよりも、アローディス・ビスカイーノに引き続きクローザーを任せるのが賢い選択だろう。

オファーが欲しければ希望条件を引き下げるしかないというところまで追い込まれた感のあるホランド。敏腕代理人として知られるスコット・ボラスはどのようなシナリオを思い描いているのだろうか。