日本代表がワールドカップのグループステージで戦うポーランド。
主軸選手のひとりがMFのグジェゴシュ・クリホヴィアクだ。28歳の大型MFはPSGからのローンとしてWBAでプレーしている。
ただ、チームは現在最下位に低迷中で、第30節のレスター戦でも1-4の逆転負けを喫した。
クリホヴィアクはこの試合に先発するも、1-1だった後半14分でベンチに下げられている。
その際、ある問題が起きていた。クリホヴィアクはアラン・パーデュー監督との握手を拒否し、交代への不満を露わにしたのだ。
その後、クリホヴィアクは謝罪したが、指揮官は罰金を科したことを明らかにした。『JOE』などが伝えている。
アラン・パーデュー(WBA監督)
「Greg(クリホヴィアク)は火曜日に私のもとにきて謝った。スタッフにもね。
私はどれほど失望したかを伝えた。罰金を科したことと、我々は前進するということも伝えたよ」
アラン・パーデュー(WBA監督)
「私は彼のことが本当に好きなんだ。人としても選手としてもね。だから、あの行為には驚かされた。
私は彼にこうも言ったよ。『試合後半の初めのほうを見るべきだ。自分自身(のプレー)を見たら、自分のことを交代させただろう』ってね。
彼はちょっと笑っていたよ」
どうやら和解できたようだ。なお、罰金額は彼の週給に相当する10.8万ポンド(1,594万円)ほどだとみられている。
公式戦7連敗中のWBA。今週末は敵地でボーンマスと戦う。
残留のために負けられない一戦は、日本時間18日(日)午前0時にキックオフされる。