<レスリング>【2018年女子W杯・第1日/特集】笹山秀雄監督(自衛隊)の話

 笹山秀雄監督(自衛隊)は第1日を3戦全勝で終えた後、報道陣のインタビューに答えた。


 ――きょうの試合を振り返ってください。

 「今日のメンバーは、現状のベストメンバーでいった。厳しい試合になるとはわかっていたけど、その中でもいい試合展開ができてよかった。どの国も弱くないけど、みんながいつもの練習通りにできれば、結果はついてくると思っていた。明日は4連覇がかかるけど、それを気にせず、優勝することだけを考えて頑張りたい」

 ――中国との優勝決定戦になるが

 「団体戦はフォール数や負けてもポイントを取っておくことで勝負が決まってくる。そういうところを力入れないと勝てないと思う」

米国との3回戦を応援する日本選手=撮影・保高幸子

 ――(けがで3回戦を欠場した)土性の様子は?

 「土性は2回戦の試合中、攻撃を仕掛けたところで左肩をけがしてしまった。抜けたような感じで手が上がりにくい。治療して、大丈夫かどうか考えて明日の起用を考える。土性が抜けた場合は、チーム力として痛手だけど、土性がいなくても勝つつもりで頑張ります。今回はチーム力で勝てればOK」

 ――大会直前に本部長が欠場することになった影響は?

 「気にしないでやってます。選手もそういう点を見せないで頑張っているので、指導者たちも気にしないでやろうって。選手たちに心配させてしまったら、よくない。今回これを乗り切って優勝しようと思っている」

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