スーパーGT岡山公式テスト:2日目午後はロングラン主体に。カルソニックGT-Rがトップタイム

 スーパーGTの公式テストは3月18日、2日目午後のセッション4が行われ、ロングラン主体のセッションのなか、カルソニックIMPUL GT-Rが1分18秒542で個のセッション4のトップタイムをマーク。KeePer TOM’S LC500、MOTUL AUTECH GT-Rが続いた。GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORTがトップタイムをマークしTEAM MACHの5号車86 MCが続いている。

 午前に続き、雲があるもののドライコンディションのなかで行われたスーパーGT岡山公式テスト。2日目の午後となるセッション4は、13時45分の走行開始に先立ち、例年同様スタート練習が行われた。

 このスタート練習は、本番さながらに岡山県警の白バイがパレードラップを行い、その後1周のフォーメーションラップを行った後、スタートが切られるもの。今季はスタート手順に変更があることから、それに沿ってスタートが行われ、そのままセッション4の走行が始まった。

 この走行では、レースを想定したロングランを行うチームがほとんどで、各陣営でセットアップ等を行いつつ、レースラップの確認を行っていった。終盤にはアタックを検討するチームもあったが、終盤ダブルヘアピンで30号車TOYOTA PRIUS apr GTがストップしたほか、再開直後に50号車メルセデスベンツAMG GT3がストップ。二度の赤旗が提示されたこともあり、そのままロングラン時のベストタイムがリザルトとなった。

 GT500クラスでは、カルソニックIMPUL GT-Rが1分18秒542でトップタイム。KeePer TOM’S LC500が1分18秒837で2番手、MOTUL AUTECH GT-Rが1分18秒853で3番手と、ニッサンGT-RニスモGT500勢がこの2日間のテストで初のトップタイムを記録した。4番手以下はARTA NSX-GT、WAKO’S 4CR LC500、RAYBRIG NSX-GT、au TOM’S LC500と続いている。

 GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORTが1分26秒082でトップタイム。TEAM MACHの5号車86 MCが2番手、グッドスマイル 初音ミク AMGが3番手に続いた。

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