FA杯で激突!レスターvsチェルシー、最もカッコいい“青”ユニフォーム10選

レスターとチェルシーによるFA杯準々決勝のキックオフが迫ってきた。

未だFA杯で優勝経験が無いレスター。対するチェルシーは7度の優勝経験があるが、最後のタイトル獲得は2011-12シーズンまでさかのぼる。

奇しくも青をメインカラーとする両者の対戦。そこでこの決戦を前に、人気・評判が高い両チームのホームキットを振り返ってみた。なお掲載は年代順としている。

レスター・シティ:1999-2000

90年代中期のプレミアリーグ時代は飛ばして、まずはこのユニフォームから。アーガイル調の透かしデザインがさり気なくおしゃれな一着。キットサプライヤーのFox Leisureはクラブのオリジナルブランドで、胸スポンサーの「Walkers」はイギリスの菓子ブランド。

旧プレミアリーグネームナンバーが懐かしい。このシーズンはリーグ杯(当時はワージントン杯)を優勝している。

レスター・シティ:2006-07

2部チャンピオンシップ時代のユニフォーム。ピンストライプが格好良く、レスターの歴代ユニフォームでも洗練されたデザインといえる。キットサプライヤーのJJBは、当時存在したスポーツ用品販売チェーン(2012年に経営破綻)。

レスター・シティ:2011-12

阿部勇樹の在籍2シーズン目のユニフォームは、シンプルなブルーが綺麗だった。阿部はこのシーズン途中で浦和レッズに復帰している。キットサプライヤーはBurrda。胸スポンサーは2010-11シーズンから継続の「King Power」(タイの大手免税店)。

レスター・シティ:2013-14

ジェイミー・ヴァーディの大活躍でプレミアリーグ昇格を決めたシーズン。この頃からゴールドの差し色が使われるようになる。キットサプライヤーは2012-13シーズンから現在まで継続のPuma。

レスター・シティ:2015-16

今さら説明不要、奇跡のプレミアリーグ優勝を遂げた「ミラクル・レスター」のユニフォームだ。その中に岡崎慎司が存在していたことが喜ばしい。ゴールドの差し色は最小限に、シンプルにブルーを基調としたデザインは評判が良かった。

チェルシー:1997-99

ジャンフランコ・ゾラ、ジャンルカ・ヴィアッリ、ロベルト・ディ・マッテオ、ピエルルイジ・カジラギらイタリア人選手が活躍した“90年代最高のチェルシー”のユニフォーム。

キットサプライヤーはUmbro。このユニフォーム以前の胸スポンサー「COORS」時代も良いのだが、栄光の記憶が刻み込まれた、透かしのストライプ柄のこちらも人気が高い。

チェルシー:2001-03

今では各国のリーグで当たり前のように目にする企業ロゴ「Fly Emirates」だが、“胸ロゴデビュー”はチェルシーのこのユニフォームだった。襟付きのシンプルなデザインで、チェルシーファン以外にも人気があった一着。

チェルシー:2003-05

2003-04シーズンのラニエリ監督時代は2位、そして2004-05シーズンのモウリーニョ監督時代は50年ぶりのトップリーグ優勝と、素晴らしい成績を残した時代のユニフォーム。レプリカシャツはリバーシブル仕様になっていて、裏返すと濃いネイビーのシャツになる。

チェルシー:2005-06

クラブ創立100周年記念ユニフォームで、エンブレムもセンテナリーロゴの特別版を付けていた。当時のイングランドではユニフォームを2シーズン使うのが慣例だったが、このユニフォームは1シーズンのみ使用。胸スポンサーがSAMSUNGに代わったのもこのシーズンからだった。

チェルシー:2015-16

時代は飛んで、日本企業ブランドの「YOKOHAMA TYRES」(ヨコハマタイヤ)に変わった最初のシーズン。シャツはややクラシックなデザインを採用し、新スポンサーロゴも海外では比較的好評だった。

岡崎慎司の出場も気になるFA杯準々決勝は、日本時間18日(日曜)深夜1:30にキックオフの予定。

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