よりによって「春分の日」に

19日は西日本の雨の範囲が、夜には関東など東日本にも広がります。多くの場合、こうした雨は半日から一日程度で終了ー!のはずなのに、今回は動きの遅い低気圧など様々な事情で「少なくとも2日(+さらに半日ほど続く」可能性があります。

悪天だけではありません。20日(火)は広い範囲で東寄りの風が強まり、東日本や北日本は冷たい空気が流れ込んで気温が下がる予想です。そして、21日(春分の日)は一段と気温が低くなり、降水域が東北南部まで広がることもあり、東日本の内陸や東北で雪の降る所も出てきそうです。低温に加えて風も強いままなので、祝日の予定を見直す必要があるかもしれません。屋外は風や雨で、体力を奪われますから・・。

22日(木)は降水域が東へ抜けるタイミングによりますが、西日本ほど早めに天気が回復するのは確実です。今後、雨マークが取れる可能性もあります。

気象予報士・高橋 和也

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