カージナルス 有望株バッテリーの今季マイナースタートが決定

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カージナルスは日本時間3月19日に行われたナショナルズとのオープン戦の試合後、ジャック・フラハティとカーソン・ケリーを含む6選手をAAA級メンフィスへ降格させたことを発表した。ジョン・モゼリアック野球部門社長はフラハティについて「次に昇格してくる男だ」と語っている。

22歳の右腕、フラハティはオープン戦4試合に先発して13イニングを投げ、0勝1敗、防御率4.85、20奪三振をマークした。一見、極めて平凡な成績に見えるものの、オープン戦での7失点のうち4点は日本時間3月1日のオリオールズ戦の3回裏に一死も取れずマニー・マチャドに満塁本塁打を打たれたもの。この「0回4失点」を除くと、防御率は2.08になる。要するに、フラハティはこの1イニングを除けば非常に安定したピッチングを続けており、それが首脳陣からの高評価に繋がっているのである。残念ながら開幕ローテーションに割って入ることはできなかったが、モゼリアックは先発投手陣に故障者などが発生し、追加の先発投手が必要になった場合、真っ先に昇格するのがフラハティであると明言している。

一方、将来の正捕手として大きな期待を背負う23歳のケリーは、攻守両面で未熟さを露呈。チームは当初、名捕手ヤディアー・モリーナのもとで英才教育を施すプランを検討していたが、マイク・マシーニー監督が「彼には出場機会が必要だ」と語るように、より多くの実戦経験を積ませるためにAAA級降格が決まった。モリーナは今季から始まる3年契約を結んでおり、カージナルスはケリーのメジャー定着を焦る必要はない。AAA級でしっかり経験を積ませ、モリーナの現役ラストイヤーとなる2020年に上手くバトンタッチできるのが理想の流れと言えるだろう。

モゼリアックは両者について「今季、必ずメジャーでプレイすると思うよ」と語っており、メジャー定着まであと一歩という状況。数年後には両者とも、常勝カージナルスを支える必要不可欠な戦力となっているに違いない。