VW、新型ポロの先行受注開始…スタイリッシュなデザインに一新

フォルクスワーゲン 新型ポロ

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、人気のコンパクトカー「ポロ」を約8年ぶりにフルモデルチェンジし、2018年3月2日から先行受注を開始した。販売開始は3月中旬を予定している。

2017年に欧州で発表された新型ポロは、フォルクスワーゲンの生産モジュール戦略「MQB」を採用したこのクラスでは初となるモデル。エッジの効いたシャープなサイドシルエットと安定感のあるワイド&ローのプロポーションを実現し、よりスポーティで洗練された最新のフォルクスワーゲンデザインに刷新された。

現行モデルと比べて、ホイールベースが80mm、全幅は65mm拡大したことで、より広い室内空間を実現。とくに後席の快適性を向上させるとともに、ラゲージスペースも71リットル拡大。コンパクトな使い易さはそのままにスタイリッシュに生まれ変わった。

新設計の1リッターのガソリン直噴過給エンジンの最大出力は先代モデルよりもパワーアップしており、市街地では十分な動力性能を発揮するとともに、高い静粛性を実現した。

また、新型ポロは上級モデルに備わる先進安全技術・快適装備を採用したことで、これまでのコンパクトハッチバックのクラスを超えた高いクオリティを持ちあせている。なお、新型ポロは欧州の自動車安全アセスメント「ユーロ NCAP」で最高評価となる5つ星を獲得している。

フォルクスワーゲン 新型ポロ

一方、水平基調のインテリアは、操作系を一列に配置し、使い易さを向上。今後のフォルクスワーゲンのコンパクトカーの新しいコックピットレイアウトをいち早く採用している。

さらに、Volkswagen純正インフォテイメントシステム”Discover Pro”をポロシリーズで初採用し、モバイルオンラインサービス”VolkswagenCar-Net”のテレマティックス機能”Guide&Inform”が利用できる。リアルタイムな交通情報などによる安全で快適なドライビングと、「つながる」機能によって、コネクテッドカーとしてのさらなる車の楽しみ方を提案する。

ポロは1975年の欧州デビュー以来、これまでに全世界で1400万台(1650万台:派生モデル含む)、日本では1996年の本格導入以降、累計25万台以上を販売するなど、世界でもっとも成功したコンパクトカーの1つ。

日本市場では、そのサイズと使い勝手の良さ、お洒落でカジュアルな輸入車というイメージが人気を博し、高く支持されてきた。過去にはワールド・カー・オブ・ザ・イヤー(2010年)やインポート・カー・オブ・ザ・イヤー 2010-2011(日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会主催)を受賞している。

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