マンチェスター・シティで活躍を続けるFWレロイ・サネ、マンチェスター・ユナイテッドのFWアントニー・マルシャルら同世代の選手と比較しても、トッテナムMFデル・アリが世代No.1の実力者だ。そう主張するのはトッテナム指揮官マウリシオ・ポチェッティーノだ。
デル・アリは昨季全てのコンペティションで22ゴールを記録し、大ブレイク。レアル・マドリードが注目する逸材とまで言われ、前線のハリー・ケインとのコンビは2018ロシアワールドカップを戦うイングランド代表の柱になると期待されている。
しかし、今季はここまで10得点とやや元気がない。相変わらず上手さはあるが、今季は決定的な働きが不足気味だ。しかもファールをもらおうとダイブする癖に注目が集まっており、ダーティーな選手との印象も根付きつつある。
それでも英『Daily Mail』によると、ポチェッティーノは「他の選手と比較した時、21歳のデル・アリは欧州だけでなく世界最高だ。彼には全てがある。なぜ批判的な意見があるのか分からないよ。私にとって、彼の年齢ではデル・アリが最高だ」と自身の教え子の能力に絶対の自信を持っている。昨季の大活躍で相手から警戒されるようになり、それも得点数が思うように伸びていない原因でもあるのだろう。今季は本人にとっても消化不良なシーズンかもしれないが、それでもデル・アリがこの世代最高の選手なのだろうか。
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