0対0の均衡を破る新人王・ベリンジャーの豪快な一撃

昨季のナ・リーグ新人王に輝いたコディ・ベリンジャー(ドジャース)がここにきて状態を上げている。日本時間3月20日のアスレチックス戦では両軍無得点で迎えた7回裏に均衡を破る先制アーチを放ち、チームの勝利に貢献した。

「4番・一塁」で先発出場したベリンジャーは第1打席で投手への併殺打、第2打席で空振り三振に倒れたものの、7回裏の先頭打者として迎えた第3打席で代わったばかりのエミリオ・パガーンの2球目を捉え、センター右へ豪快な3号先制ソロを叩き込んだ。一時は打率が.208まで落ち込んだベリンジャーだが、直近4試合すべてで安打を放ち、打率は.270まで上昇。直近4試合で2本塁打と一発も出るようになっており、開幕に向けて徐々に準備は整いつつあるようだ。この試合で3番打者のジャスティン・ターナーが左手首を骨折しており、今季のベリンジャーには打線の核として2年目のジンクスに負けない大活躍が期待される。

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