メンバーの半数以上が女優妻のV6を上回るTOKIOの初記録

昨年末に岡田准一が、今月16日に森田剛が結婚を発表したことによって、V6はメンバー6人のうち4人が既婚者となった。話題はもっぱら、全員が女優妻であることだ。07年、メンバーで真っ先に復縁婚を成就させたのは井ノ原快彦。相手は瀬戸朝香で、2児のパパだ。16年11月には、長野博が白石美帆とゴールイン。今夏、45歳にして待望のパパとなる。そして、岡田は宮崎あおい、森田は宮沢りえという再婚女優を妻として迎え入れた。

既婚者がメンバーの半数を超えるのは、稼働しているグループでは初。このポジティブな記録をある意味で凌駕しているのが、TOKIOである。

TOKIOといえば、SMAPが解散した今はジャニーズ最古参グループ(※グループ活動を休止中の少年隊を除く)。V6より1年早い、94年にCDデビューをはたしている。昨年大みそかの『第68回 NHK紅白歌合戦』では、23回でタイだったSMAPの出場記録をついに上回り、ジャニーズ最多の24回に更新。そんな彼らには、もうひとつのジャニーズ唯一がある。独身、妻帯者、離婚の“3パターン”を制覇していることだ。

記録が刻まれたのは、16年8月。山口達也が、元モデル&レースクイーンの妻との離婚を発表したことによってである。5歳年下の美人妻とのあいだには、8歳と5歳の男児がいたが、親権は元妻に譲った。ジャニーズ初となった離婚記者会見では、3年前から離婚話が持ちあがっていたことや、慰謝料はなく、養育費と生活費を負担、徒歩5分の距離で生活することなどを包み隠さず話して、好感度を高めた。

山口の離婚によって、グループ唯一のパパとなったのは国分太一。33歳だった08年、同時期に民放制覇を達成している国分だが、今もソロで平日2本の帯番組『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系)と『ビビット』(TBS系)を抱えているため、レギュラー本数は事務所最多。ニホンモニター調べの“タレント番組出演本数ランキング”では、14年~17年で4連覇を達成している。元TBS社員とおよそ7年にわたる交際の末、15年9月に結婚。翌年10月に、第1子となる女児が誕生している。

ちなみに、国分結婚の第一報は、今回の森田、前年の岡田と同じく、ファンクラブ会員に向けた文書で届けられている。さらに偶然にも、結婚記者会見を開いたのは、V6・井ノ原と同じTBSのスタジオ。妙なつながりがある。

森田が口火を切った18年のジャニーズ結婚事情。次、そのゴールのテープカットをするのは、どのグループの誰だ?

(ジェイタメ編集部/菜々子)

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