ピレリ、2018年のモナコGPのタイヤ選択を発表。ハイパーソフトがシーズン初登場

 F1公式タイヤサプライヤーのピレリは、2018年第6戦モナコGPに持ち込むコンパウンドを発表した。

 2018年、ピレリはドライタイヤを5種類から7種類に拡大し、最も軟らかいハイパーソフトと最も硬いスーパーハードを追加した。

 第6戦モナコGPでは、レッド・スーパーソフト、パープル・ウルトラソフト、ピンク・ハイパーソフトと、もっとも柔らかいコンパウンドが選ばれた。ハイパーソフトはシーズン初登場となる。

 3種類のうち最もソフトなタイヤ1セットは予選Q3のためにセーブしなければならない。トップ10に入りQ3で走ったドライバーは予選後にこのセットを返却、その他のドライバーは決勝用にキープできる。その他の2種類1セットずつは決勝用に維持する必要がある。

 ひとりのドライバーに提供されるタイヤは13セットで、指定された3セットを除く10セットは、ドライバーごとにコンパウンドを自由に選択することができる。

■各ラウンドの使用タイヤ

レース SH H M S SS US HS

第1戦オーストラリアGP

〇 〇 〇

第2戦バーレーンGP

〇 〇 〇

第3戦中国GP

〇 〇

第4戦アゼルバイジャンGP

〇 〇 〇

第5戦スペインGP

〇 〇 〇

第6戦モナコGP

〇 〇 〇

第7戦カナダGP

〇 〇 〇

※スーパーハード:SH/ハード:H/ミディアム:M/ソフト:S/スーパーソフト:SS/ウルトラソフト:US/ハイパーソフト:HS

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