【MLB】マリナーズにまた怪我人…中継ぎフェルプスが右肘靱帯断裂で今季絶望

今季絶望となったマリナーズのデービッド・フェルプス【写真:Getty Images】

18日エンゼルス戦で右肘に異変

 イチロー外野手の所属するマリナーズが、またもや怪我に祟られた。期待の中継ぎ右腕デービッド・フェルプス投手が右肘じん帯断裂でトミー・ジョン手術を受けることが決まったと、21日(日本時間22日)に球団が発表した。

 昨年7月にトレードでマーリンズからやってきた右腕は、昨季4勝5敗で防御率3.40という成績を残していた。だが、17日(同18日)のエンゼルス戦で右肘に異変が起きたという。

 マリナーズの球団広報部は公式ツイッターを更新。ジェリー・ディポトGMの発表として、フェルプスが右肘内側側副靱帯断裂のため今季絶望となったと伝えた。靱帯再建手術のトミー・ジョン手術を受けるため、復帰時期については一般的に12か月から15か月が見込まれ、マリナーズの勝利の方程式に大打撃となりそうだ。

 フェルプスは2012年にヤンキースでデビュー。15年にマーリンズに移籍し、昨季からマリナーズの一員となっており、3球団すべてでイチローの同僚となっている。今春マリナーズではエース右腕のフェリックス・ヘルナンデス、打線の中軸を担うロビンソン・カノ、ネルソン・クルーズ、外野手ベン・ギャメルらが次々と故障。ここへ来てのフェルプスの怪我は痛い。フェルプス自身もマリナーズで迎える最初の開幕に向けた調整を続けてきたが、怪我に泣くことになった。手術、リハビリを経て、中継ぎエースは来季完全復活を目指すことになる。

(Full-Count編集部)

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