清真学園高の「いば旅」最優秀賞 モニターツアーを満喫

笠原水道や横利根閘門 水をテーマ 海外観光会社、興味示す

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屋形船に乗り込むモニターツアーの参加者たち=千葉県香取市佐原イ

高校生と大学生を対象に県が募集した旅行企画コンテスト「発掘! ディープいば旅コンテスト」で最優秀賞を受賞したプランを、観光会社スタッフなどが回るモニターツアーが21、22の両日に行われた。清真学園高校(鹿嶋市)の生徒たちが考案した「水」をテーマに県内各地を巡るプランを参加者たちは満喫した。

同コンテストは昨年10月に行われ、同校の起業・情報発信ゼミの生徒4人のチーム「水GO!清真」が最優秀賞を受賞。同チームの考案の、本県の豊富な水資源に着目したツアープランをベースに、今回のモニターツアー開催が実現した。

一行は、初日に常陸大宮市の久慈川のほとり、道の駅「かわプラザ」や、水戸市の偕楽園、笠原水道などを見学。偕楽園では吐玉泉に触れ、好文亭から千波湖を一望する景色を楽しんだ。大洗町では、荒波が打ち寄せる岩場に立つ「神磯の鳥居」に行った。

2日目は、行方市の霞ケ浦ふれあいランドや潮来市の愛友酒造を見学。千葉県香取市と潮来市を結ぶ屋形船に乗り、食事をしながら稲敷市の横利根閘門(こうもん)などを遊覧した。

ツアーに参加した、タイを主要拠点に東南アジア各国で海外旅行を広く手掛ける「ウェンディーツアー」のインパッッド・ビジットさんは「富士山や京都でない新しいツアーを探している。水辺の多い茨城県は美しい景色があり、写真を撮ってインスタグラムなどにアップしたがる東南アジアの観光客には受けるのではないか」と興味を示していた。

企画したチームの一員の保立紘希さん(16)は「参加者の方たちが、自分たちが選んだ場所の風景などに感動してくれてうれしかった」と話し、同行した県観光物産課の担当職員は「高校生ならではの発想、大胆な時間配分などが面白かった。新しい商品を考えていくに当たって活用していきたい」と語った。(三次豪)