矢崎エナジーシステム、コネクタ付電線で新製品

接続工事さらに安全に

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 矢崎総業子会社の電線メーカーである矢崎エナジーシステム(本社・東京都港区、社長・矢崎航氏)は接続の信頼性を高めた新型の防水コネクタ付ケーブルを4月1日から全国で発売すると発表した。トンネル内の照明器具など各種電気配線工事を簡単・短時間に行えるワンタッチ防水コネクタ付ケーブルを改良。接続状態を目視確認できる機能や、不完全な接続での通電を防止する機能などをつけた。

 同社の防水コネクタ付ケーブルはあらかじめ工場でコネクタとケーブルを組み合わせて出荷する製品。トンネル用照明や鉄道用ホームドアなど暗所や狭所の現場でも短時間に接続できることが利点となっている。

 改良品は接続の確認や半嵌合状態での通電防止などユーザーのニーズに対応して開発した製品。接続確認は従来の音と感触に加え、コネクタに確認用の窓を設けて、ひと目で状態が分かるように工夫した。さらに不完全な状態で通電を防ぐために、完全に接続しなければ物理的に導通しないロック機構を搭載。絶縁抵抗の不具合による火災を防止した。

 接続の信頼性を確保する技術は矢崎総業グループが自動車用ワイヤハーネスで培ってきたもの。改良品は工事用の電線にそのノウハウを展開することで顧客の利便性を高めている。