【高校野球】18年ぶり出場の国学院栃木が英明を下す 自慢の“三本の矢”が躍動

国学院栃木が英明を下す

水沢-渡邉-宮の継投で英明打線を2点に抑える

 第90回選抜高校野球が23日から甲子園球場で開幕。第2試合は国学院栃木(栃木)が3投手の継投で英明(香川)を3-2で下した。

 先制したのは国学院栃木。初回1死一塁から3番・青木が右前打を放つと英明の右翼手・中川がファンブルし一走・大栗が一気に生還。さらに3回にも2死一、二塁から5番・毛塚が中越えの2点タイムリー三塁打を放ち3点のリードを奪った。

 反撃したい英明は4回。1死満塁から8番・山下の押し出し四球で1点を返すと、続く中川が投手強襲のタイムリーでこの回2点を奪い1点差に詰め寄ったが、その後は国学院栃木の継投の前に得点を奪えなかった。

 1点リードを守り抜いた国学院栃木は自慢の“三本の矢”が機能。背番号「1」の先発・水沢が3回1/3を2失点、その後は左腕コンビの渡邉、宮が無失点リレーで英明打線に追加点を許さなかった。

 英明は身長180センチ、長身の2年生右腕・黒河が130キロ台の伸びのある直球、フォーク、チェンジアップを武器に11三振を奪ったが序盤の失点が響いた。

(Full-Count編集部)

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