全国的に高温傾向 季節外れの暑さも 気象庁3か月予報

2018年4月~6月の気温予想(出典:気象庁)

 気象庁は23日、向こう3か月(4~6月)の天候の予想を発表した。
 それによると、気温は全国的に高く、特に4月は季節先取りの暑さになる日もありそうだ。暑くなり始めは熱中症の危険度が高くなるため、十分な注意が必要となる。

2018年4月~6月の降水量予想(出典:気象庁)

 向こう3か月は暖かい空気が流れ込みやすく、北日本から西日本は平年より気温が高く、沖縄や奄美でも平年並みか高くなる見込みだ。

 また、降水量は期間を通してだと、ほぼ平年並みだが、東日本と西日本は6月の降水量が平年並みか多くなる見通し。

4月 天気は周期変化 東・西日本は晴れの日多い

 天気は数日の周期で変わり、北日本は平年に比べて晴れの日が少ない見込み。
関東や東海、西日本では晴れの日が多く、沖縄や奄美は曇りや雨の日が少なくなりそうだ。

5月 北陸と西日本は晴れの日多く

 5月も天気は数日の周期で変わるが、北陸と西日本は平年と同様、晴れの日が多い見通し。一方、沖縄と奄美は平年と同様、曇りや雨の日が多くなりそうだ。

6月 東日本から沖縄にかけて雨の日多い

 北日本では後半は平年と同様、曇りや雨の日が多い。
 東日本と西日本は低気圧や前線の影響をうけやすく、平年と比べて曇りや雨の日が多くなりそうだ。
 沖縄や奄美も、平年と同様、曇りや雨の日が多い見通し。

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