スーパーGT富士公式テスト:初日午前はKeePer TOM’S LC500がトップ。WedsSportが続く

 3月24日、富士スピードウェイでスーパーGTの公式テストの1日目セッション1が行われ、GT500クラスはKeePer TOM’S LC500が1分29秒014というベストタイムをマーク。WedsSport ADVAN LC500、カルソニックIMPUL GT-Rが続いた。GT300クラスはHitotsuyama Audi R8 LMSが1分36秒674というトップタイムをマークしている。

 5月の第2戦富士に向け、前週の岡山公式テストに続いて開催されるスーパーGT富士公式テスト。今回は岡山から2台少ないGT500クラス15台、GT300クラス27台がエントリーしており、朝から多くのファンが詰めかけるなか、午前10時から続々とコースインしていった。

 雲が多いながら時折陽がさすコンディションの下、各陣営とも岡山とは異なるコース特性の富士での走行を重ねていったが、序盤の1時間は大きなアクシデントはなく進行。途中、開始から1時間9分というところで、TAISAN R8 FUKUSHIMAがダンロップコーナーでストップ。一度赤旗が提示されている。

 その後、11時14分に走行が再開されたが、この走行でトップタイムをマークしたのは2017年チャンピオンのKeePer TOM’S LC500。平川亮が1分29秒014というタイムを記録し、この走行のトップに。午前中は国本雄資がひとりで走行したWedsSport ADVAN LC500が1分29秒080をマークし、2番手に。レクサス勢がワン・ツーとなった。

 3番手に続いたのはカルソニックIMPUL GT-Rで、4〜5番手にはWAKO’S 4CR LC500とau TOM’S LC500が続き、6番手にはMOTUL AUTECH GT-Rと、レクサス、ニッサン勢が上位を占めた。ホンダ勢の最上位は山本尚貴が1分29秒766を記録したRAYBRIG NSX-GTの7番手となった。

 GT300クラスはHitotsuyama Audi R8 LMSが1分36秒674をマークし、唯一の36秒台で午前のトップタイムに。2番手にはARTA BMW M6 GT3、3番手には今回が2018年モデルのシェイクダウンで、『GSR』のロゴをつけたグッドスマイル 初音ミク AMGがつけた。JAF-GT勢の最上位は31号車TOYOTA PRIUS apr GTの4番手。富士仕様の空力をまとったシンティアム・アップル・ロータスが5番手につけている。

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