ドイツに悪夢の1-7大敗から4年 今のブラジル代表はネイマールが間に合わなくてもロシアW杯大丈夫! 

ネイマール不在でも盤石のブラジル代表 photo/Getty Images

2014ブラジルワールドカップ準決勝でドイツ代表に1-7と衝撃の大敗を喫した当時のブラジル代表は、ネイマールの存在感が極めて大きいチームだった。ネイマールがいなくなった途端に攻撃のアイディアが乏しくなり、オスカルもフッキも違いを作り出せなかった。

しかし、今のチームは違う。現在負傷でネイマールを欠いているブラジルは23日にロシア代表と親善試合を行い、3-0の完勝を収めている。前線ではセンターフォワードにマンチェスター・シティFWガブリエウ・ジェズスが入り、バックアッパーにはリヴァプールFWロベルト・フィルミーノもいる。ウイングの位置ではチェルシーで好調のウィリアン、ユヴェントスのドウグラス・コスタ、バルセロナMFフィリペ・コウチーニョを回すこともできる。

中盤ではレアル・マドリードMFカゼミロ、マンチェスター・シティMFフェルナンジーニョと世界屈指のアンカーを2枚揃えており、力強い攻撃参加が魅力のバルセロナMFパウリーニョもいる。最終ラインはダニエウ・アウベスとチアゴ・シウバがベテランになっていることがやや気がかりだが、それでも実力者が揃っていることに変わりはない。GKでは近い将来世界最高のGKになると言われるローマのアリソン・ベッカー、マンCでグアルディオラから信頼されるエデルソン・モラレスの2枚が揃う。この層の厚さは見事だ。

英『Daily Mail』は仮にネイマールがロシアW杯までに万全の状態が整わなかったとしても、今のブラジルは大丈夫との見方を示している。ここは4年前との大きな違いだ。ネイマールがいた方が攻撃力が増すのは間違いないが、今のチームはその脇を固めるメンバーが驚くほど豪華になっている。

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