2014ブラジルワールドカップを制したドイツ代表は世界が羨むタレント軍団ではあるものの、最前線のセンターフォワードだけはやや人材不足なところがあった。ブラジル大会でもベテランのミロスラフ・クローゼを出場させたり、マリオ・ゲッツェの0トップを試す時期もあった。このポジションはやや層が薄かったと言える。
しかし、現在のドイツには前回大会ではいなかったタイプのFWがいる。ライプツィヒで活躍する22歳のティモ・ヴェルナーだ。6日に22歳になったばかりのヴェルナーは、とにかくスピードがある。この縦へのスピードがあるFWは前回大会のドイツに欠けていたものだ。ロシアワールドカップでは重要な戦力となるだろう。
ブンデスリーガ公式によると、バイエルンに所属するMFチアゴ・アルカンタラは「彼は若い時のフェルナンド・トーレスを思わせる。彼は驚くほどの加速力があり、常に相手の最終ラインのギャップを探しているよね」と評価している。
今回ドイツはベテランのマリオ・ゴメス、サンドロ・ヴァーグナーと大型FWを2枚召集しており、やはり彼らとは異なるヴェルナーのようなスピード型のFWは貴重だ。連覇のカギを握る1人がヴェルナーと言えよう。
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