長崎ペンギン水族館、入館者400万人突破 開館16年目

 開館16年目の長崎ペンギン水族館(長崎市宿町)の入館者が25日、400万人を突破し、記念セレモニーで節目を祝った。400万人目は、姉やいとこら4人と一緒に訪れた諫早市飯盛町の神尾乙羽さん(10)=同市立飯盛東小4年=。田上富久長崎市長と一緒にくす玉を割った。
 神尾さんに田上市長が記念品の縫いぐるみや認定書などを手渡した。市長は「春休みの一日を楽しんでもらい、何度も何度も訪れてほしい」とあいさつした。長崎ペンギン水族館を初めて訪れたという神尾さんは「びっくり。うれしい」と笑顔。「(ペンギンの)ちょこちょこ歩くところが好き」と話した。
 同館は1998年に経営難で閉館した長崎水族館からペンギンを譲り受け、2001年4月オープン。入館者は4年目に100万人、8年目に200万人、13年目に300万人をそれぞれ突破していた。飼育ペンギン数は計174羽(2月末時点)。飼育種9種類は世界一。

400万人目の記念でキングペンギンの縫いぐるみを受け取る神尾さん(右)=長崎ペンギン水族館

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