リュック・ベッソン監督 「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」 「民族共生の精神」託す

民族の共生の大切さもテーマだ

 フランスを代表する映画監督、リュック・ベッソン(59)の新作SF「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」が30日、全国公開される。ベッソン監督は「原作は少年時代に読み込んだ宇宙が舞台の冒険コミック。僕の想像力を存分に養ってくれた。映画では民族共生の大切さを物語に託した」と話す。(高橋天地)

 原作コミック「ヴァレリアンとローレリーヌ」は1967年に連載がスタートした人気SF作品。その映像世界は、映画「スター・ウォーズ」シリーズのジョージ・ルーカス監督にも影響を与えたとされる。

 ベッソン監督は「原作は宇宙への関心の扉を開いてくれた大切な作品。僕のSF作品『フィフス・エレメント』でも参考にしたほどだ。物語も面白く、ヒーローよりヒロインの方が指導力がある点も印象的だった」と振り返る。

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