トーネジ、つくば市に本社移転 きょうから業務開始

 ボルトメーカー大手の東京ネジ製作所(4月から新会社名トーネジ、社長・岡部純氏)はきょう26日から本社をつくば事業所(茨城県つくば市みどりの中央85―2)に移転して業務を開始する。新たに東京営業所(葛飾区西新小岩4―42―12 イソマビル4階)を開設し、取引先各社への迅速な営業体制は継続する。

 同社では新製品として、敷鉄板の結束金具の取り付けボルト「ナナボルト」をこのほど開発した。通常は六角形のボルト頭部を独自の七つの突起型の七角形状にすることで、敷鉄板の盗難を防ぐ仕様となっている。また主力製品のハグボルトでは鉄骨加工の部材組立時及び搬送時に使われる「シャコマンハグ」を開発。M16とM22の2サイズを用意し販売に乗り出す方針だ。

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