神戸製鋼の不適切品、12社増の661社で安全性確認

 神戸製鋼所は23日、同社グループの品質に関する不適切行為について当該製品の安全性検証の進ちょく状況を発表した。一定の安全性が確認された顧客数は6日の前回発表から12社増加。延べ661社となった。

 今回はアルミ板で1社、神鋼メタルプロダクツの銅合金管・モールドで9社、コベルコ科研のターゲット材・試作合金などで1社、新たに一定の安全性が確認された。

 今回、一定の安全性が確認されたのは外部調査委員会が設置された10月26日以降に不適切行為が発覚したものについて。

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