日本代表が欧州遠征最後に対戦するウクライナ。
監督があのアンドリー・シェフチェンコだということでも注目を集めているが、ここでは注意すべき選手たちを紹介しておこう。
DF:ヤロスラフ・ラキツキー(シャフタール)
剃髪のセンターバック。DFとしては決して大柄ではないが、なんといっても圧巻なのは左足のキックだ。
もとは左サイドバックだけあって、左足から繰り出すキックの精度と威力、多彩性は並のCBとはかけ離れている。
CLの舞台でも最終ラインから前につけるパスを何度も通すなど攻撃の起点になっていた。守備面ではムラッ気のあるタイプでもあるが…。
MF:イェヴヘン・コノプリャンカ(シャルケ)
「10番」を背負うウクライナ最高クラスのファンタジスタ。
卓越したドリブルスキルを武器に、左サイドから相手守備網を切り裂く。チャンスメイクだけでなく、シュートも強烈で、フリーキックは要注意だ。
MF:オレクサンドル・ジンチェンコ(マンチェスター・シティ)
弱冠18歳で代表デビューを果たした神童。
あのグアルディオラ監督も「才能があり、とても賢く、とてもクリーンだ」と絶賛する天才レフティだ。
スピード、テクニック、シュートを兼ね備えたアタッカーだが、ペップのもとでは左SBとしても起用されている。
この他、3日前のサウジ戦で代表デビューした19歳のGKアンドリ―・ルニンも注目の若手。
所属クラブではすでにレギュラーとして活躍しており、ユヴェントスやインテル、リヴァプールなどが関心を示していると伝えられている。
ただ、日本戦のメンバーからは外れたという情報も。また、ドルトムントで香川真司の同僚でもあるFWアンドリー・ヤルモレンコは怪我のために外れている。