フルーツバス停看板できました 愛称は「ときめきフルーツバス停通り」 諫早・小長井

 写真共有アプリ「インスタグラム」など会員制交流サイト(SNS)で人気の長崎県諫早市小長井町の「フルーツバス停」16カ所の位置や周辺の観光情報を記した看板がこのほど、イチゴ形の県営バス平原バス停の横に設置された。フルーツバス停がある道路(約18キロ)の愛称も「ときめきフルーツバス停通り」に決まった。
 フルーツバス停は、ミカンやスイカなど5種類の果物や野菜の形をした待合所になっており、「SNS映え」を分析する民間の「17年SNSスポットランキング」で全国4位に入った。看板設置は諫早市の事業。観光客の利便性を図り、地域をPRするのが狙い。
 このほど除幕式があり、市が通りの愛称を発表。小長井中の生徒に募集し、74案のうち2案を合わせて決定したという。名付け親の1人で1年の横田大遥さん(13)は「全国的に有名な観光名所になってほしい」と話し、もう1人の3年の佐々木花音さん(15)は「大好きな地元を盛り上げるプロジェクトに携われてうれしい」と喜んだ。

フルーツバス停の位置などを記した看板の除幕式=諫早市小長井町

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