《日比谷》映画館や、ショップやレストランがそろった「東京ミッドタウン日比谷」が誕生

「東京ミッドタウン日比谷」6階にある「パークビューガーデン」。この時季ならではの桜と緑に癒やされます

  ビジネス街の大手町、官公庁街の霞ヶ関、観光客が訪れる銀座などに囲まれた日比谷エリアに29日(木)、複合商業施設「東京ミッドタウン日比谷」(千代田区有楽町)が誕生します。

 「東京ミッドタウン日比谷」は、商業エリアやオフィス、広場空間などから構成される34階建てのビルで、上層階から眺める日比谷公園は目を見張る美しさです。

 商業エリアは地下1階から7階まで。1~3階は雑貨・小物のショップやレストランのエリアで、4、5階が映画館「TOHOシネマ」。6階には、木々の緑と桜の花にあふれた、「パークビューガーデン」があり、これからの季節にもってこい場所です。

 3階にある「HIBIYA CENTRAL MARKET」はユニークな一角。ここには、理髪店や居酒屋、書店、アパレル店、コーヒースタンドなどが集まり、映画「ALL WAYS 3丁目の夕日」の世界に迷い込んだかのよう。昭和の感じと郷愁漂い、ワクワクさせてくれます。

 3階にはアメリカの音楽ブランド「Billboard(ビルボード)」と提携したカフェ「Billboard cafe & dining」もあります。入り口の壁一面に約200枚のレコードが飾られている店内では、高音質な音楽が流れ、どの席に座ってもバランスのいい音を楽しめます。サラダや牛肉の赤ワイン煮込みなどとともに、さまざまな音楽を堪能できます。

カウンターには、サクソフォーンやレコードが
壁に飾られた約200枚のレコード

 2階では,京都の老舗お茶屋がプロデュースする和カフェ「林屋新兵衛」がオススメです。自家製マスカルポーネクリームと宇治抹茶でティラミス風にした「古都の庭園パフェ」(1512円)は、抹茶と乳製品を使った生地の上に黒豆の甘露煮とクランブルがのり、まるで箱庭のようです。

 2、3人でシェアするとちょうどいいボリュームですが、甘さは控えめなので、1人でも大丈夫かも?!

食べるのがもったいないほど美しい「古都の庭園パフェ」

 地下1階にも飲食店がずらり。地下鉄の駅に直結するフードアーケード「HIBIYA FOOD HALL」に、グリル料理やオイスター料理、ベトナム料理などのお店5軒が並んでいます。

 また、花屋「BIANCA BARNET by OASEEDS」では、花だけでなく、本物の花を使ったアクセサリーのピアスも買うことができます。花や葉を樹脂加工しながらも、柔らかさを残したピアスは、身につけると自然な雰囲気でとてもやさしくい美しさ。見た目も話題性も抜群です。

花の美しさをそのままに、ピアスに変身

 「東京ミッドタウン日比谷」の前に位置する「日比谷シャンテ」も先日、リニューアルオープンしました。シャンテ前の日比谷ゴジラスクエアには、新しくなったゴジラ像が・・・。ミッドタウン日比谷と合わせて、新たな日比谷を満喫してみてはいかがでしょうか。

東京ミッドタウン日比谷

所在地:千代田区有楽町1-1-2

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