橋桁、台船から乗った! 戸馳大橋架け替え

台船で橋脚上に運ばれ、取り付けられる戸馳大橋の橋桁。右は現在の戸馳大橋=宇城市

 宇城市が進めている戸馳島と宇土半島を結ぶ戸馳大橋の架け替え工事で29日、中央部分の橋桁が橋脚に取り付けられた。

 橋桁は長さ約90メートル、重さ273トン。台船の架台に乗せて潮が高いうちに橋脚上に運び、潮位が下がるのを利用して取り付ける「台船架設」工法を採用した。クレーン船で持ち上げて取り付けるより、作業費を抑えることができるという。

 午前8時ごろ作業を開始。橋脚から約1メートルの高さに橋桁を運んだ後、10時半ごろに橋桁が橋脚の上に乗った。

 新橋は全長295メートルで、すでに橋脚が完成。鋼鉄製の橋桁部分は五つに分割し海上から運ぶ。残り四つの橋桁はクレーン船を使って取り付け、4月中に橋がつながる予定。その後、道路部分の工事などを進め、2019年4月の供用開始を目指している。

 架け替え工事は、現在の戸馳大橋(1973年建設)が老朽化したことから、2013年に開始。総事業費は約40億円。(内田秀夫)

(2018年3月30日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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