5点ビハインドから大逆転 マーケイキスのサヨナラ弾

【フィリーズ5-8xブレーブス】@サントラスト・パーク

6回表終了時点で5点のビハインドを背負っていたブレーブス。しかし、6回途中で相手先発のアーロン・ノラが降板したことをきっかけに反撃を開始し、8回裏には5対5の同点に。そして9回裏、ニック・マーケイキスに劇的なサヨナラスリーランが飛び出し、開幕戦では球団史上最大となる逆転劇を完結させた。

フィリーズのゲーブ・キャプラー監督が6回裏にまだ68球しか投げていないノラを交代させたことが試合の流れを変えた。2番手のホビー・ミルナーからフレディ・フリーマンが1号ツーランを放って3点差。8回裏にはオジー・アルビーズの1号ソロとプレストン・タッカーの2点タイムリーでブレーブスは一気に同点に追い付いた。9回裏には二死二塁からフリーマンが歩かされ、次打者のマーケイキスがサヨナラ弾。フリーマンが「ノラが降板したときに、逆転の可能性が出てきたと思った」と話せば、タッカーも「フリーマンが本塁打を打ったときに、これはいけると思ったよ」と試合を振り返った。キャプラーは「ノラの交代を後悔していない」と語ったが、すでにキャプラーの手腕を疑う声も聞こえ始めている。

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