佐世保市を舞台にした公開中の映画「坂道のアポロン」のロケ地マップを、佐世保観光コンベンション協会が作った。ロケ地巡りを楽しんでもらおうと企画。協会に加え、西海パールシーリゾートなど市内の主要観光施設で配布している。
「坂道のアポロン」は佐世保市出身の漫画家、小玉ユキさんの同名コミックを映画化。佐世保でジャズに熱中する高校生たちの友情や恋愛を描いている。佐世保市を中心に昨年4~6月、主要キャストの知念侑李さんらがロケをした。
マップは折り畳み式のB5判。劇中に登場する佐世保市、長崎市、大分県豊後高田市の計34カ所を紹介している。各ロケ地の写真に劇中のせりふを添えたり、登場人物が暮らす1960年代をイメージしてレトロな雰囲気のデザインにしたりするなど、映画の世界を体感できる工夫が詰まっている。
協会のホームページではロケ地巡りのお薦めコースを紹介している。担当者は「映画を見た人が今の佐世保にも興味を持つきっかけになってほしい」とPRしている。
映画「坂道のアポロン」 ロケ地巡り楽しんで マップ制作、佐世保市内で配布中 観光コンベンション協会
- Published
- 2018/03/31 00:26 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 14:37 (JST)
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