創成館、初の8強 智弁学園に2-1

 第90回選抜高校野球大会第8日は30日、兵庫県西宮市の甲子園球場で3回戦3試合が行われ、長崎県の創成館が智弁学園(奈良)に2-1で延長十回サヨナラ勝ちし、初の準々決勝進出を決めた。長崎県勢の8強入りは2016年の海星以来2年ぶり。
 創成館は0-1の九回1死二、三塁から敵失で追いつくと、延長十回に松山がサヨナラ本塁打を放った。投手陣は七俵、酒井、川原の継投で踏ん張った。
 創成館は大会第10日の4月1日午前11時から、智弁和歌山との準々決勝に臨む。

初のベスト8進出を決め、笑顔でアルプススタンドに向けて走り出す創成館の選手たち=甲子園

© 株式会社長崎新聞社