怪我明けを考慮してのことなのか、それとも構想から外れてきているのか。日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督がレスター・シティFW岡崎慎司を今回の欧州遠征に召集しなかったことは海外でも注目を集めた。
岡崎は日本代表で通算50得点を決めており、近年は最も頼れる点取り屋だった。しかしハリルホジッチ監督は昨年11月の欧州遠征に続いてマリ代表、ウクライナ代表とのゲームにも岡崎を召集していない。ロシアワールドカップ行きが怪しくなってきているが、レスターを指揮するクロード・ピュエルはまだ代表に入るチャンスはあると主張している。
地元紙『Leicester Mercury』によると、ピュエルは「まだ終わっていないよ。彼がW杯に向かうことを望んでいるし、シーズンの最後まで分からないよ。彼にはここからシーズンの終わりまでクオリティを示し、代表監督を納得させないとね。チームに入るには良いメンタリティをキープする必要がある」と語っている。
日本代表とレスターではスタイルが異なるため、岡崎を1トップで起用するのが難しいのは事実だ。それでもここ最近結果が出ていない以上、岡崎のように経験ある選手の待望論が出るのは自然な流れだろう。レスターで結果を出せば声がかかるはずだが、得点という形でアピールできるか。
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