マグマ蓄積、警戒続く 新燃岳噴火1カ月

溶岩が流れ出た新燃岳西側の山頂付近。3月26日以降は噴火は発生していないが小規模な噴煙を上げている=31日午前、鹿児島県霧島市・新湯展望台

 霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)で昨年10月以来となる噴火が発生して1日で1カ月を迎えた。噴火は3月26日以降発生しておらず、火山性地震や火山性微動の回数は減少しているが、マグマの蓄積や移動を示すデータが観測されており、専門家は今後も注意するよう呼び掛けている。

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