杵築の産品、全国発信 魅力絞り“らしさ”発掘

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社長に就く大蔵賢さんと地域商社「きっとすき」のロゴマーク=杵築市役所

 杵築市の特産品の創出やPR、販路拡大に取り組む地域商社「きっとすき」の創立総会が3月29日、市役所であった。市内の生産者らに代わり、郷土が誇る品々の魅力を全国に発信し、所得拡大につなげていく。

 商社は市や市商工会、県内の金融機関などの出資で2日に設立する。市内杵築のビルに事務所を置き、3人体制(当初は2人)。社長には昨年、全国公募で選ばれた日田市出身の大蔵賢さん(60)が就く。

 活動の中心を担う大蔵さんは大手広告代理店などに勤務し、地方創生事業にも取り組んできた。その経験を生かし、全国の百貨店や飲食店などで商談会を開き、杵築市や地元産品の魅力をPR。農産物や加工品を大都市圏で売りだそうと、市が力を入れている「杵築ブランド」認定品の全国展開も推進していく。

 総会では、代表発起人の永松悟市長が「商社を生かし、杵築の産品を全国に広く流通させたい。そのためにも売れ続ける商品の開発をしてほしい」とあいさつ。設立事項などを承認した。

 大蔵さんは「杵築はコンテンツに満ちあふれすぎている。いかに魅力を絞って売り出していくかが商社の課題。杵築らしい商品の発掘もしていきたい」と話している。