東洋製罐GHDとホッカンHD、統合協議打ち切り

 製罐大手の東洋製罐グループホールディングスとホッカンホールディングスは30日、経営統合協議を打ち切ると発表した。統合作業中に発覚した各種カルテル容疑によって公正取引委員会の企業結合審査が停滞していた。

 両社は金属缶需要の減少や原燃料価格の上昇が続いていることを鑑み、両社が単独で事業構造改革を進めていくことが最善と判断した。

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