日本代表MF長谷部誠らが所属するフランクフルトは1日、ブンデスリーガ第28節でブレーメンと対戦し、1-2で敗戦を喫した。なお、長谷部はリーグ戦で11試合連続のフル出場、MF鎌田大地はベンチ外となっている。
試合後、インタビューに応じた長谷部はブレーメン戦を「うちとしては悪いゲームではなく、前半からチャンスもけっこう作っていた。(2失点目は)GKのミスではあるんですけど、彼はこれまで何度もチームを救ってくれているので、こういう敗戦もあると受け入れます」と振り返った。ブンデスリーガの公式サイトが伝えている。
フランクフルトはこの一戦を落としたことで、好調なホームゲームとは対照的に、アウェイゲームでは痛恨の4連敗。ただ、長谷部は「最近のアウェイの試合よりはかなりよかったと思う」と明かした上で「ハーフタイムに監督も『いいゲームをしているので、このまま続けていれば問題ない』と話していて、実際に追いついてその後もチャンスがあった。アウェイでポイントを取れないというのはありますけど、とにかく連敗しないことが大事。次のホッフェンハイムは調子がいいですけど、しっかり勝ちたいと思います」と次節への意気込みなどを語った。
そして、得点につながったカウンターの起点となったシーンについて「フリーだったので、裏を狙うという選択もあったんですけど、それで失うリスクよりも足元にしっかり出したほうがいいかなと思って出しました。そこは結果につながって良かった」とコメントした一方で「逆に1失点目なんかは自分の足に当たってコースが変わって入ってしまい、不運な部分もあった。ああいうところはあと半歩早く反応していれば違う結果になった。勝負の世界はそういうところだと思う。悔しいは悔しいですけど、続けていくしかない」とも述べている。
たった「半歩」が運命を分ける勝負の世界。それをいかに埋められるかが、日本代表のロシアW杯での飛躍にも繋がりそうだ。
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