神鋼環境ソリューションの伊保浄化センター、消化ガス発電を本格稼働

 神鋼環境ソリューション(本社・兵庫県神戸市、社長・粕谷強氏)は先月29日、「伊保浄化センター消化ガス発電事業」における消化ガス発電を本格稼働することを発表した。発電事業期間は2018年4月1日~38年3月31日。

 同社は、伊保浄化センター内(兵庫県高砂市)に発電設備を建設し、消化ガス発電事業を行い、消化ガスの有効利用を促進して地球温暖化防止に貢献する考え。また、事業収益の地元循環に貢献し、再生可能エネルギーの地産地消を行う。

 昨年、神鋼環境ソリューションは大阪ガスの100%子会社であるOGCTSと共同で高砂市と「伊保浄化センター消化ガス発電事業」に関する基本協定を締結し、発電所建設を進めていた。

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