世界のナカムラ!中村俊輔とWWEの中邑真輔、世界的にはどちらが有名?

いわずと知れた、日本サッカー界を代表する選手の一人、中村俊輔。ジュビロ磐田で2年を迎えた今シーズンもその左足で早くもアシストを記録している。

そんな中村と、よく似た名前を持つ男が現在、世界的に大きな注目を集めていることをご存じだろうか。

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彼の名は中邑真輔(なかむら しんすけ)。世界最大のプロレス団体「WWE」で活躍するプロレスラーだ。

新日本プロレスでカリスマ的な人気を誇っていた中邑。

2016年に渡米すると、新日時代そのままの“ストロングスタイル”で、またたく間に人気を勝ち取っただけでなく、今年1月には伝統のロイヤルランブル戦を制覇。昨年8月の「サマースラム」に続き、王座への挑戦権を手にした。

しかも舞台は、WWE年間最大のイベント「レッスルマニア」!その大一番がいよいよ4月9日(月)に迫ってきた。

そうしたなかで、サッカーファン的に少し気になるのが、Shunsuke NakamuraとShinsuke Nakamura、世界では今どちらのほうが有名なのかという点。

そこで「世界のナカムラ」対決ということで、Google検索のヒット数と両選手のWikipediaページの言語数を調査。比較してみることにした。

まずはGoogle検索。それぞれの名前を調べてみると…(※2018年4月3日Qoly調べ)。

Shunsuke Nakamura

→約684,000件

Shinsuke Nakamura

→約2,070,000件

なんと、中邑のほうが倍以上多い!

サッカーファンにとってこの差はさすがに意外かもしれない。ただ、それだけ「Shinsuke Nakamura」の名前は世界中に知れわたっているのである。WWEへ移籍したのは2年前なのに、スゴイ!

ちなみに、日本語検索では「中村俊輔」が約1,730,000件、「中邑真輔」が約899,000件。この数字通り日本での知名度は中村のほうが上だろう。

今度はWikipediaページの言語数だ。こちらも世界での知名度をはかる上ではなかなか使える指標である。さて、結果は…。

中村俊輔
→55言語

中邑真輔
→20言語

こちらはサッカーの中村に軍配!

中邑の20言語も決して少なくはないが、世界中の国や地域、クラブとの間で試合が行われるサッカーの強さが見られたデータだろうか。本田圭佑や香川真司はさらに多く、ともに62言語でページが作られている。

というわけで簡単にではあるが比べてみた。

ここから見えてくるのは、様々な国で知られているのはおそらく中村俊輔。しかし、英語を筆頭とするラテン文字のアルファベットを使用する国に限定すれば、中邑真輔のほうが有名かもしれないということだ。WWEは日本を含め世界に数多くのファンを抱えており、そのなかで中邑は現在トップクラスの存在感を見せているのである。

4月9日の『レッスルマニア34』は当然注目だが(女子王座にも日本のアスカが挑戦!)、中邑はWWEの2大看板番組の一つ「スマックダウン(SmackDown)」に基本的に毎週出演している。

こちらは前回の放送。日本時間の4月4日(水)午前9時から放送の『スマックダウン #972』では、「レッスルマニア」で対戦する王者AJスタイルズとの本番を前にした最後の“やり合い”が見ものだ。

「スマックダウン」ともう一つの看板番組「ロウ」は、DAZNで視聴可能!(見逃し配信もあり)

もう一人の「世界のナカムラ」をこの機会にぜひチェックしてもらいたい。

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