インバウンド取り込みに力 臼杵市「旅客減に歯止めを」

農村民泊を楽しむ外国人客=臼杵市野津町

 臼杵市や市内の農泊団体がインバウンド(訪日外国人客)の取り込みに力を入れている。市などは増加する欧州からの客に対応する研修会、モニターツアーなどを新たに開催。野津町の自然や農村生活の体験、臼杵石仏などの見学を通じて、停滞する観光客数の底上げを図る。

 3月下旬、同町でオランダやベルギー、イスラエルからの旅客受け入れを対象にした研修があった。主催したのはグリーンツーリズム(GT)を推進する「吉四六さん村GT研究会」。農泊ホストの住民や市職員ら30人以上が、各国の文化や生活習慣、食の好みなどの特徴や違いを学んだ。

 同町のGTは半分以上を外国人が占め、受け入れ国は欧州を中心に拡大。外国人客数は2004年の23人から17年は868人に増えている。研究会事務局の小金丸麻子さん(30)は「増える外国人客の文化や習慣を理解した上で、ホストと客の双方が満足するおもてなしを準備したい」と話す。

 17年に市内を訪れた外国人の出身地は、フランスが台湾を抜きトップに。市は18年度一般会計当初予算に在日フランス人を対象にしたモニターツアーやフランス語の観光マップを作るなどの事業費(計569万8千円)を盛り込んだ。

 ただ、国内客を合わせた観光客数は低迷気味。市内の観光客数を測る国宝臼杵石仏の有料入場者数は、15年度の13万175人から17年度(1月末時点)は9万3838人と減少。市は19年ラグビーW杯や20年東京五輪・パラリンピックを見据え、インバウンド事業を拡充するとともに、国内向けの観光PRなどで旅客減に歯止めをかけたい考え。

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