ロンゴリアが移籍後初アーチもマリナーズが逃げ切り

【マリナーズ6-4ジャイアンツ】@AT&Tパーク

今季からジャイアンツにはエバン・ロンゴリアとアンドリュー・マカッチェンという2人のスター選手が加わった。両選手ともまだ本領を発揮するには至っていないものの、日本時間4月4日の本拠地開幕戦(対マリナーズ)では「5番・三塁」で先発出場したロンゴリアに待望の移籍後初本塁打が飛び出した。しかし、ジャイアンツは開幕戦でクレイトン・カーショウ(ドジャース)に投げ勝ったタイ・ブラックが初回に喫した4失点が大きく響き、本拠地開幕戦を白星で飾ることはできなかった。

初回にミッチ・ハニガーなど3本のタイムリーで4点を先制したマリナーズに勝利をもたらしたのは先発のマルコ・ゴンザレスだ。昨季は8度の先発登板で1度しか5イニングを投げ切ることができなかったものの、今年のオープン戦では7先発で防御率2.08と好投。開幕ローテーションの座を勝ち取った。そしてレギュラーシーズン初先発では、2本の本塁打を浴びながらも7回途中までを3失点に抑える力投で、今季初勝利をマークした。好投した先発左腕について、スコット・サービス監督は「彼は以前とは違う選手だよ。より力強く、より自信を持って投げられるようになった」と語る。「打者3巡目までは投げてほしかったけど」と注文を付けつつも、「7回途中まで投げてくれたのは期待通りだった」とゴンザレスの力投を称えていた。

© MLB Advanced Media, LP.