リヴァプールの本拠地アンフィールドの異様な空気には気をつけろ。4日に行われるチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグでリヴァプールとアウェイで戦うマンチェスター・シティに警告を発しているのは、クラブOBのでもあるフランク・ランパード氏だ。
ランパード氏はチェルシー在籍時にリヴァプールとチャンピオンズリーグ決勝トーナメントで対戦した経験があり、その時も国内のライバル同士らしい激しいバトルとなった。今回は久しぶりに準々決勝の舞台でイングランド勢同士が激突することとなったわけだが、英『Evening Standard』にてランパード氏はアンフィールドの空気に呑まれるなとマンCにアドバイスを送っている。
「これまでの経験から、シティがアンフィールドでどんな雰囲気を味わうのか分かっている。リヴァプールがより危険になることもね。CLの夜にはレベルが上がるんだ。対戦相手の選手たちはウォームアップでピッチに入った瞬間からそれを知ることになる」
「チェルシー時代に2度準決勝で敗れたことを覚えているよ。1度目は2005年だった。個人的にもアンフィールドの声援には準備していたんだけど、サポーターはリヴァプールに特別な効果をもたらす。サポーターは彼らにタックル、ピッチ上で強くなるためのエネルギーを与えるんだ」
アンフィールドの空気がリヴァプール攻撃陣のスピードをさらに加速させ、マンCがそれに対処できなければ大量失点で一気に呑まれてしまう可能性も考えられる。ベスト8でアンフィールドがどんな空気となるのか。サポーターの声援を受けたリヴァプールの選手たちも興奮せずにはいられないだろう。
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