いくら主力を引き抜かれるシーズンが続いていたとはいえ、2013-14シーズンから継続してトップ10に入っていたサウサンプトンが現在18位に沈んでいるのは驚きだ。降格も現実味のあるシナリオとなりつつあり、クラブの力を維持するには何としても残留するしかない。
所属する日本代表DF吉田麻也も何とかしようと燃えている。地元紙『Daily Echo』によると、吉田は以前所属していたオランダのVVVフェンロでこれ以上に苦しい状況を経験したと語り、次に先発出場の機会が訪れればチームのためにベストを尽くすことを誓っている。
「本当に生きるか死ぬかの状況ですね。状況を変えなければいけません。僕は3シーズンをフェンロで過ごして、これ以上悪いシチュエーションもありましたからね。ここから立ち直れると分かっていますし、チームの助けになれると信じています。できることはチャンスが与えられるまでベストを尽くすことですね。ピッチの内外で出来る限りチームを引っ張ろうとしています。次のゲームに出場できるかどうかは監督次第ですけど、もしチャンスが与えられればチームとサポーターのためにベストを尽くします」
同メディアは先日も降格回避へ吉田のような頼れるリーダーが必要ではないかと特集しており、ここ最近出番が増えなかった吉田に期待がかかっている。これまではジョゼ・フォンテやフィルジル・ファン・ダイクに最終ラインを引っ張ってもらう側だったが、29歳になった今はチームを動かすリーダーの1人となっている。
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