中日・松坂大輔、4回を終え5奪三振3失点 4回1死二、三塁の大ピンチ抑える

中日・松坂大輔【写真:福谷祐介】

4回1死二、三塁で吉川尚を空振り三振、坂本を投ゴロに抑える

 中日の松坂大輔投手が、1軍のまっさらなマウンドに帰ってきた。5日、本拠地ナゴヤドームで行われた巨人戦。今季から中日に加入した松坂が「9番・投手」で先発。2006年9月26日のロッテ戦以来となるNPBの1軍公式戦の先発のマウンドに上がった。

 注目の初回。初球は真っ直ぐで見逃しのストライク。先頭の立岡は一二塁間へのボテボテのゴロで内野安打。続く吉川尚への初球に盗塁を決められると、ゲレーロに左前適時打を浴びていきなり1点を失った。

 同点とした直後の2回は無失点に切り抜けた右腕。3回、先頭の吉川尚に中前へとポトリと落ちる二塁打を許し、無死二塁のピンチを背負う。続く坂本の打球も右翼線に落ちるポテンヒットに。不運な2本の安打で一、三塁とされると、ゲレーロへの四球で無死満塁。続くマギーの遊ゴロ併殺打の間に1点を奪われ、岡本の遊ゴロを京田が痛恨の悪送球。この回2点を失い、1-3とされた。

 松坂は4回もマウンドへ。先頭の大城に右前打、大竹の犠打で1死二塁。続く立岡に左前打を浴び二盗を許し二、三塁。だが、ここで吉川尚を空振り三振、坂本を投ゴロに抑え無失点でしのいだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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