監督やめて半年…元チェルシーユース指揮官、死因は自殺だった

昨年11月、チェルシーのアカデミーやリザーブチームで指揮を執ったダーモット・ドラミーさんが亡くなり、試合前に黙祷が捧げられるという出来事があった。

ドラミーさんは当時56歳。選手時代はアーセナルのアカデミーでプレーしていた方で、引退後はチェルシーで育成を担当していた。

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その後、2016年には英4部クローリー・タウンの監督に就任。当初は2年の契約だったが、1年目のシーズン終了後に相互合意のもとで契約が解除された。

ドラミーさんが亡くなったのは、その半年後だった。

『BBC』によれば、その死因は自殺だったと裁判所が検死の結果などを踏まえ認定したとのこと。

当日の朝、妻から警察に夫が行方不明になったと通報があり、午後になって森で亡くなっているのが発見された。「私を許してほしい」とのノートも見つかったそう。

彼のかかりつけ医によれば、「フットボールの仕事を失った後、気分が落ち込んでいた」という。

ドラミーさんの死に第3者が関与した証拠はなく、自殺と決定づけられた。そのうえで、遺族に対しては、「彼が(家族から)とても愛されていたことは間違いない」ということも審判のなかで伝えられたそう。

なお、現在クローリー・タウンの監督を務めているのは、あのハリー・キューウェルだ。

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