今季に限った話ではないが、現在のJリーグでは韓国人選手の存在が大きくなっている。Jリーグでプレイする外国人選手の登録数ではブラジル人選手が65人でトップ、韓国人選手はそれに次ぐ51人となっているのだ。韓国『スポーツソウル』も2018ロシアワールドカップを戦う韓国代表の中で「Jリーグ組」も注目すべきポイントと挙げており、Jリーグから多くの選手がロシアの地へ向かうはずと特集している。
中でも驚きなのはGKの数で、3月の親善試合に召集された韓国代表メンバーではセレッソ大阪GKキム・ジンヒョン、ヴィッセル神戸GKキム・スンギュの2人がJリーグから選出されており、他にも鹿島アントラーズGKクォン・スンテ、川崎フロンターレGKチョン・ソンリョン、ベガルタ仙台GKイ・ユノ、コンサドーレ札幌GKソン・ユンとJ1の舞台で活躍する韓国人GKは想像以上に多い。
他には前回の代表メンバーに選ばれていたFC東京DFチャン・ヒョンス、ヴィッセル神戸MFチョン・ウヨン、前線ではガンバ大阪FWファン・ウィジョ、サガン鳥栖FWチョ・ドンゴン、セレッソ大阪FWヤン・ドンヒョンなどが活躍している。
Jリーグにとって韓国人選手はブラジル選手に次いで頼れる助っ人となっており、同じアジアでも日本人選手とは異なる特性を持っている。Jリーグ組が何名ロシアに行けるかは分からないが、他国の代表とはいえJリーグでプレイしている選手がワールドカップの舞台で戦うのは特別な感覚がある。普段クラブのサポーターとして応援している選手が韓国代表に選ばれたなら、ドイツ代表、メキシコ代表、スウェーデン代表と難敵揃いのグループFを戦う韓国代表もチェックしてみても面白いかもしれない。
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