ここまでプレミアリーグでは快調に飛ばし、現世界最高のクラブとまで言われていたマンチェスター・シティの評価は1試合であっさり変わってしまった。先日のチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグでリヴァプールに0-3の完敗を喫したことで、マンCへの視線が変わってしまったのだ。
痛烈な指摘をしたのはスペイン『MARCA』だ。「シティはアンフィールドで崩壊した。グアルディオラの5億ユーロのドリームチームはノックアウト寸前」と伝え、グアルディオラ就任以降におこなった大型補強でもチャンピオンズリーグ制覇には届かないのかと厳しい意見だ。
マンCがグアルディオラを招聘したのはチャンピオンズリーグを制することが目的で、1年目にはレロイ・サネ(5000万ユーロ)、ガブリエウ・ジェズス(3200万ユーロ)、イルカイ・ギュンドアン(2700万ユーロ)、ノリート(1800万ユーロ)など攻撃的な位置を中心に補強をおこなった。しかし守備面の問題もあって1年目のプレミア制覇は実現せず、昨夏には守備陣を中心に積極的な補強に出た。
ベンジャミン・メンディ(5750万ユーロ)、カイル・ウォーカー(5100万ユーロ)、ダニーロ(3000万ユーロ)、GKエデルソン・モラレス(4000万ユーロ)、そして今冬にはアイメリック・ラポルテ(6500万ユーロ)を加えている。メンディが長期離脱しているとはいえ、十分すぎる選手層だ。
「グアルディオラの到着以降5億2900万ユーロを使ったが、2年目のシーズンはチャンピオンズリーグ準決勝を前に敗退しようとしている」と同メディアは伝えており、準々決勝敗退は補強費と釣り合わない結果と指摘している。2ndレグで逆転でのベスト4進出を決めれば再び評価は変わるのだろうが、1stレグ終了時点ではこの世の終わりかの如く批判的な意見が出ている。
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